霧と霞と小さな魔法

【あとがき】

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 はじめに……
 このあとがきはちょっとだけ登場人物の名前の由来が書かれています。それと作品の裏話やが書かれていますので、そういったものがお嫌いな方はさらっと読み飛ばしちゃってください!

 人生で2作品目の小説を書き上げることができました。これも一重に感想をくれた方々の声のおかげです(号泣)
 「梅雨」の季節が舞台のこの作品。お友達のあっちゃんこと、アッサードさんが構想を提供してくれました。小説の元となったコメントとは……「主人公とそのオバケが偶然、出会って友達となり、雨季の終わり頃にオバケは消えていくという感じです」聞いたときはキター! って感じでしたぁ! 切ないホロ苦ストーリーみたいな展開が頭の中に降りてきました。あっちゃんには本当に感謝です♪ そして、他人の構想から小説を書くことの難しさも知りました。自分の脳内の妄想は自由に、自分が一番よく理解できますが、他人の構想を形にすることは大変でした……。あっちゃんはこのときどう展開させるかなぁ……なんて考えながら書いて……も序盤までで、後半はまた妄想が炸裂してしまいました☆ あっちゃん、いかがでしょーかっ!?

 主な登場人物は二人。引越しまくりの両親に振り回されながら、雨だけがお友達の霧原陽一くん。そして、雨の季節にだけ現れる自称幽霊の女の子、雨貝香澄ちゃん。ヒロインが大勢登場する場合は別ですが、一人のみのときは個性的な方が際立つ、というのが私の考えです。したがって、香澄ちゃんにはけっこう目立ってもらいました! 名前の由来はなんとなくお気づきの方もいるかもしれません。タイトルと小説の内容に少し被らせました。「雨」が付く漢字は名前にしても案外映えるもんだなぁとしみじみ……。
 私自身雨がかなり好きな方でして、そこのところの視点が小説にもかなり描写として挙げました。読む方にとって、リアルな描写になっているかが心配です(汗) 梅雨は鬱陶しいですが、どこか風情がありますよねぇ。そんな日本独特の四季の小説が書き上げられたのでちょびっと嬉しいです。「梅雨」から連想されるモノも色々盛り込んでみましたので、これから読まれる方がいましたら、そこも是非ご堪能ください。雨マニアには必見かもですね(なんだ、雨マニアって……)

 構想をいただけたことが嬉しい私に、連載中に起きたもう一つの嬉しいこと! それが挿絵でございます。ひーちゃんこと、氷鳥さんが自作の絵を挿絵として提供してくれました♪ こんな幸せなことありませんよぉ! 自分の頭の中のイメージが文字、そして絵によっても形になるなんて……(号泣) 挿絵付きのページで、ぜひご堪能くださいな。ふんわりしたタッチと、ひーちゃんの心の純白さが絵に表れています。美しい挿絵を、本当にどうもありがとう♪ 

 物語の展開をぼやけさせる、うやむやにすることが好きな私。今回はどうなったでしょうか……(ニヤリ) 読む方が色々な考えを持って読んでいただけると嬉しい限りでございます! 時間軸をちょこっと弄くって、序盤の方が実は後半、なんて展開にしてみました。章タイトルを見ると一目瞭然ですね。これも初の試みですので、何か感じたことをご意見としていただけると嬉しいです。
 雨続きでちょっとネガティブ……、なんていう方! ぴちゃぴちゃという雨音を自分を奮い立たせるリズムのように! 雨の日にしか発見できない「何か」を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。


あとがき 完


この作品は梅雨の季節に書き上げた連続小説です。
感想、批判、一言、誤字脱字……なんでも大歓迎です。
ずばり、○○点だ! と百点満点の点数を付けていただけると嬉しいです。
書き込みの際は、どこかに『霧と霞と小さな魔法』と表記していただけると助かります。

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