HERO

2007/09/12  2007/09/11

+作品名 HERO
+ジャンル ヒットドラマ映画化作品
+主演 木村拓哉、松たか子
+監督 鈴木雅之
+公開日 2007/09
+配給 東宝

ストーリー
キャスティング
演出
総合評価

基本情報・あらすじ

2001年にフジテレビ系列で放送され、同局歴代ナンバーワン大ヒットドラマとなった「HERO」の劇場版。
初の映画版では、ある傷害致死事件をめぐる巨大な陰謀劇に、主人公の検事・久利生公平が立ち向かっていく。
久利生役の木村拓哉、彼の事務官役の松たか子らレギュラーメンバーが再集結するほか、松本幸四郎、森田一義(タモリ)、イ・ビョンホンなど超豪華キャストが参戦。
全シリーズを踏まえた映画オリジナルの展開に注目。

東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。
被告側の弁護士・蒲生(松本幸四郎)は"刑事事件無罪獲得数日本一"の超ヤリ手。
さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎(森田一義)が糸を引いていることを突き止める。

コメント

大ヒットドラマ映画化作品です。
弁護士が主役のドラマは過去にいくつかあるようで、「弁護士のくず」「7人の女弁護士」「最後の弁護人」等。
また、サスペンスドラマでも数多くみられます。
したがって、検事というと「悪役」とか「犯罪者に仕立て上げる」というイメージが強い方も多かったかもしれません。
この「HERO」は検事にスポットライトが当てられた珍しいドラマでした。
そして、主役が木村拓哉さんでして、当時かなりの高視聴率ドラマでした。
私も全11話 + 特別編も観てました!
その全ての総集編がこの映画「HERO」です。

私は検事という職業は、少し悪役的な印象がありましたが、「HERO」を観てからはガラッと変わりました。
主人公の久利生公平の「真実が知りたい」という台詞はかっこいいです。
ドラマ当時のメンバーも勢ぞろいで、それぞれが映画の中でも味を出しています。
私がお気に入りの役者さんは、阿部寛さんです。 渋い役からコミカルな役までこなすところが凄いです!

映画では、特別編の久利生公平がが山口県・虹ヶ浦支部赴任時の続きとして物語が展開していきます。
特別編を観ていない方は、少しだけ「おや?」と思うシーンもありますが、ドラマを観ていた方であれば問題無く楽しめると思います。
複雑に絡み合う事件も久利生公平はスパッと解決して……しまうのかどうか!?
裁判ものの緊迫した展開と、豪華な出演人による演出。
どの年代の方も楽しめる作品です。

久利生公平がドラマ内で着用していた「A BATHING APE」のダウンジャケットも再登場。
再び人気が出そうです。

関連リンク

「HERO」 公式サイト(別窓)
映画版公式サイトです。様々な情報が掲載されています。

「HERO」 Wikipedia(別窓)
ドラマ版の各話、登場人物などを忘れてしまった方は映画を観る前に復習しておくと良いかも。