ハンニバル・ライジング

2007/05/10  2007/04/28

+作品名 ハンニバル・ライジング
+ジャンル サイコ・ホラー
+主演 ギャスパー・ウリエル
+監督 ピーター・ウェーバー
+公開日 2007/04
+配給 東宝東和

ストーリー
キャスティング
演出
総合評価

基本情報・あらすじ

1952年リトアニア。戦争で家族と死に別れた少年ハンニバル・レクター。
青年になった彼はある晩制裁から逃げるため、唯一の親戚であるパリの女性の元へ逃亡する。
そこで後の、「精神科医にして猟奇殺人鬼レクター博士」の人格を形成するきっかけとなる記憶が掘り出されていく。

サスペンススリラーの超大作1991年「羊たちの沈黙」2001年「ハンニバル」2002年「レッド・ドラゴン」
3部作の原点、レクター博士誕生の秘話が明かされる。

コメント

はじめに……
このシリーズはどれも確かR15や18指定だったと思います。
コメントでも少し過激な表現がでてきますので、15歳未満の方はご遠慮ください。

どの映画も別々に投稿しようか迷いましたが、ちょっとレッド・ドラゴンあたりがうろ覚えだったため、この「ハンニバル・ライジング」で全て紹介します。

「羊たちの沈黙」
これは衝撃的でした。精神科医にして猟奇殺人鬼レクター博士、彼の凄さというか魅力がつまった作品ですね。
魅力と言いましたが、本当に殺人鬼としては数あるホラーの中で最も魅力的だと思います。
私はレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスさんをこの作品で初めて知りました。
彼の演技に魅入ってしまいますね

「ハンニバル」
殺害した人間の臓器を食べる異常な行為から「人食いハンニバル」(Hannibal the Cannibal、ハンニバル・ザ・カニバル)と呼ばれることになった殺人鬼。
こう聞くとすごいですね(汗)
しかし実際に作中では、そのシーンが幾度となく登場しますので、ちょっとグロ系ですね(汗)

「レッド・ドラゴン」
この作品、羊たちの沈黙があまりに刺激的だったためちょっと印象薄いですが、なかなか奥が深いです。
内容は忘れかけてますが(汗)
このあたりになるとちょっと宗教的なお話にもなってきた気がします。

「ハンニバル・ライジング」
このシリーズ4構成になるわけですが、このライジングが時系列では最も始めにきます。レクター博士の出生つまり、「誕生(ライジング)」ですね。
青年時代のレクターを演じているのが、ギャスパー・ウリエルさん。
彼の演技が見所ですね。 うまいです!
天才を演じることって難しいのですが、見事にこなしています。
この作品も人間の一部を食するシーンが出てきますね。 すんごいです(汗)
おそらくDVDBOXで発売されるのでは、と予想します。
それほど、このシリーズは通してみる価値がありますね。
レクター博士はただの殺人鬼ではありませんよ! 犯罪心理学に興味がある方はぜひ。またそうでない方もレクター博士に会ってみてはいかがでしょうか!
映画はキャスティングが全てではないと思いますが、少々キャラクターの設定がずれていた方もいたと感じたため★2つ、演出は恐ろしくグロいので★4つといったところでしょうか!

関連リンク

ハンニバル・ライジング 映画公式サイト(別窓)
かつので「ハンニバルシリーズ」が振り返ることができます。

ハンニバル・ライジング 上巻(文庫)(別窓)
トマス・ハリスさんによる原作です。私は読んだこと無いので読んでみたいですね。