アヒルと鴨のコインロッカー

2007/10/21  2007/10/21

+作品名 アヒルと鴨のコインロッカー
+ジャンル ミステリィ
+主演 濱田岳、瑛太
+監督 中村義洋
+公開日 2007/10
+配給 ザナドゥー

ストーリー
キャスティング
演出
総合評価

基本情報・あらすじ

いま最も注目を集める人気作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。
ボブ・ディランの不朽の名曲「風に吹かれて」にのせて、若者たちの奇妙な友情をミステリアスに描く。
映画やテレビドラマなどで人気上昇中の若手俳優、濱田岳と瑛太がダブル主演。
共演には関めぐみ、松田龍平、大塚寧々といった人気、実力を備えた面々が顔をそろえる。
『ルート225』で高い評価を得た中村義洋が監督を務め、巧みに構成された物語を見事に映像化している。

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。
初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。
そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。

コメント

映画を観る前までのこの映画への感想は、「タイトルが不思議」「どうやらミステリィらしい……、観てみようかな……」
といったものでした。
原作の小説も観たことがありませんでした。
映画の感想を一言で言うならば……、
今までに見たことのないほど不思議な映画」です!

ミステリィと分類されますが、友情ものでもあり恋愛ものでもあり。
序盤は比較的スローテンポで、「一緒に本屋を襲わないか?」という突飛な展開に困惑してしまいがちですが、後半はもの凄いです!
あっという間に作品の奥深さに取り込まれてしまいます!
作品中多くの伏線があるため、二回観ても楽しめる映画でしょう。
日本映画の中でも指折りといってもいい程、私の中で高評価の映画です!
切ないながらも心温まり、それでいてミステリアスな展開は、この作品でしか味わえません!

主人公を演じる濱田岳さんと瑛太さん。
二人のナチュラルな演技は作品にあっていたと思います。
原作は「このミステリーがすごい!2005年版」で有名になったものらしいので、是非購入して読んでみたいです!

関連リンク

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